2007年5月30日水曜日

秀作並ぶ春の院展 札幌で開幕

 日本画の第六十二回春の院展(日本美術院、北海道新聞社主催)が二十二日、札幌市中央区の三越札幌店(南一西三)で始まった。
 約百四十点を展示。同人では、平山郁夫さんが青い月夜に浮かぶモスクを描いた「朧(おぼろ)月夜」を、旭川出身の福井爽人さんは「惜夢」で淡い青で建物と猫を幻想的に表現した。
 道内からの入選は三作で、泉谷文代さん(室蘭)の「春遠く」、高幣佳代さん(札幌)の「積もりゆく」、中野邦昭さん(同)の「雪の日の月」と、いずれも雪を描いている。
 二十七日までの午前十時-午後八時(最終日は午後六時まで)。高校生以上七百円、中学生以下無料。

(北海道新聞より引用)

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