2008年12月16日火曜日

ねっとり

ソープ歴15年ほどになる40代です。場末から人気店と、都内のあちこちのお店で楽しんでいます。若いころは結構激しくやってましたが、年のせいか、最近はねっとりゆっくりというのが良くなり、お気に入りの娘を見つけてはじっくりと育てるように楽しんでいます。某店のMちゃんは隠れた人気娘で、ちょっと舌足らずなトークとゆったりした雰囲気。でもプレイはなかなか積極的という私好みでだいぶ通っています。最初はあまりうまくなかったFも最近はだいぶうまくなり、本人も自信があるらしく最近入ったときなどはお風呂、マット、ベッドでそれぞれじっくり、時間の半分くらいまで相当たっぷりとサービスしてくれ、最後もいつになく大放出となりました。若いうちは自分と同年代くらいの娘も多いわけですが、年を重ねると、自分の娘くらいの若い子のピチピチした体を抱き、いいことできるという、まさに夢の世界になってくるわけです。40代で奥方のいる方で、夜にそんなにたっぷりとサービスしてくれる人はそうとう少ないでしょうし、若い娘にしてもらう良さはすべてに勝るでしょう。そういったことも含めてこの「育てる感」はだんだん増してくるようです。すでに何人くらいとお手合わせしたかは定かではありませんが、少ない娘は1回だけ、多い娘はもしかすると100回くらいお手合わせしたかもしれません。すごいものですね。

2008年11月27日木曜日

久しぶりに大爆発 

ここの所仕事や何やかんやと忙しく&ストレスも○ッ○も我慢の限界!って感じだったので久しぶりにかつてお世話?になったデリを・・と思いPC検索。すると期間が空いたせいもあって新しい人がかなりいます!しかも自分の好みの【お尻】をした人がたくさん。その中から今回は36歳のスレンダー系ながら清楚な感じのする方をチョイスし夜8:45分に待ち合わせ。事前のTELからテンションが高めでイメージよりも明るそうな感じだったが、会ってみると清楚感はあるもののガーターが丸見えのようなミニで登場。そく喋り始めてその喋りが止まらない!(明るすぎ・・?)ホテルへ入っても変わらず!しかし何故か服を脱ぎだすと静かになり【実は以外と人見知りで・・】なんておっしゃる。シャワーでは足の先からお尻の穴まで丁寧にナメナメ&パクッしてなかなか離さず、出てからもフェラ大好きとかで咥えたまんま。自分も負け時と攻撃するとめちゃめちゃ大きな声で喘ぎまくり&濡れ捲くりで3回ほど天国へいきぐったり。もっと舐めるというので好きなだけ舐めてもらう事にしたがなかなか行かせてもらえなかったので、【もう限界じゃない?】と言うと何故か起き上がっておもむろにIN。(・・生ですけど!)腰を激しく振り出しました。その後は自分からバックを要求してお尻へ・・・!同時に昇天してTHE・END。そのあと正常位でもう一回しましたが二回目とは思えないほど大量なザーメ○に自分でもビックリでした。

2008年11月8日土曜日

泣いちゃった。

私はお風呂派ですが、このあいだ、入店3日目(風俗経験無し)の姫に入ってきました。姫があまりにも緊張して下着の色が変わるくらい大汗かいてたり、洗いっこの仕方や、湯船での潜望鏡もずぅーっとやってる(←一生懸命してくれますよ!)ので、「確かに慣れてないなぁ」って思って見てました。私は思いました。【本日のテーマは「やさしさ」】だな、と・・・。バカな話しをしたりして、少しずつ姫の緊張和らげて、やっと自然な笑顔が見られるようになりました。そんなこんなで、私のほうが時間が気になってきて、「マットはパスしてベッドでしよう」と提案して、ベッドへ移動。自分の彼女にしてあげるように大サービスで足の指まで舐めてあげたり、じわじわと焦らしに焦らした攻めさせてもらうと姫の反応は素人さんのそれで、「仕事のときは濡れなくて、気持ちよくないの」って言ってたのに、シーツにしみができるほど!(祝)んでまぁ、無事に終わったのですが、マットをパスした分、ちょっと時間があったので、対面座位状態で抱き合って余韻を楽しんでたのです。「気持ちよかったよ。ありがとう。」とか言いながらキスしたりしてイチャついてたんですが、私が「○○ちゃん、大丈夫だよ、がんばってね」って言った瞬間、うわっと姫が泣き始めちゃいました。(ちょっとビックリ!!)私の肩で7,8分は泣いてましたね。姫が言うには、ちょっと金額が高いお店なので、お客さんの年齢層は高めで、お客さんに仕事とか年齢とか聞いても、無視されたり、怒られたり・・・だそうです。その日はお店の女の子にも知り合いが居なくて心細かったとか。2,3日お店に出る中で、必死にこらえていたものが、ついつい出ちゃったようです。頭と背中をなでながら抱いててあげると、落ち着いたようで、最後は笑顔で見送ってくれました。新人さんはいろんな想いを必死にこらえて、精一杯、接客してくれるんですね。そんな、お嬢さんに入ったときは、やさしく接しようと思いました。がんばれ、泡姫!

2008年10月21日火曜日

地元に穴場発見

出張時にヘルスやピンサロで遊ぶ事が多いんですが、地元に穴場を見つけました。ネットで下調べをして行ったにも関わらず、某風俗街にて撃沈。日帰り出張なので泊まる訳にも行かず、地元に帰って単車で家路についた時です。飲み屋の看板がチラホラ見える中、風俗店らしき看板が目に付いたのは夜11時前。初めてだと言うとシステム説明。コースは30分 45分 60分のピンサロ、回転コースは無いという。料金は高い、60分が一番お得になってる。つーか30分で入る客って居るの?ってくらい高い…会員になると割引&前日予約可能、ポイント制無し、指名料2Kで会員割引で総額から-3K初回限定割引とかは?…無いのか…。もう少し申し訳なさそうにしろよ(笑)会員勧誘はしてこなくて「申し込み用紙はこちらです」って言われただけ。割引サービスは2回目以降。説明は丁寧だけど、強気な商売してるよなぁ。「サービスは保証します」だと…とにかく女の子のサービスを見てくれってことか。

2008年10月3日金曜日

オキニとの再会

2年ぶりに某ヘルスに行って来ました。というのも、行くきっかけが出てきたのは、オキニだった子がカムバックしていたからです。その時は又と無いチャンスのように感じ、予約をし、行ってきました。その子は、決して口数が多い方ではありませんが、プレイ内容に関しては何となく良かったので、とりあえず、そういった所を気に入りはじめました。そして、久々の再開。「2年近くも時がたっているので、おそらく自分の事は覚えていないだろう」と思っていましたが、その子が最初に発した一言「お久しぶりですね!!」自分もどちらかと言うと、あまり口数が多い方ではないので、そう言った意味では印象が薄いんだろうとは感じていました。でも、覚えててくれて、凄く平凡な言葉ではありますが、そう言われて凄く嬉しく感じ、本当に行って良かったと思いました。その時は、何とか会話の方も頑張ったので、より楽しむ事が出来ました。どこか、普通な感じであるかもしれませんが、その日は、とても印象深かったです。近い内に、又、その子を指名しようかと思ってます。

2008年9月16日火曜日

じらして

韓国デリヘルへ行ってきました。今回呼ぶ子は2回目。かなり美人(往年のAV嬢の村上麗奈似)で、足が細いスタイルもいい子。前回は、美人だけど、どことなくドライでエロさはない子という印象でしたが、2回目の今回はだいぶほぐれていました。そんな子にはじらし作戦を、ということで、鎖骨から。たっぷり鎖骨をサワサワ触ったあと、おっぱいへ、おっぱいをたっぷり含んだあと、脇の下へ。僕のなかで脇の下を許すか否かは大きいです。最初っから許す子はエロい子、最初は許さない子が、許すようになったら大分ほぐれてきた証拠。さらにじらして、クリを含みます。もう、手をじたばたさせ、足をくねらせて大変。頭が真っ白になってるなと判断し、アナル舐めを。基本的に潔癖な韓国嬢がアナルを舐めさせるというのは、かなり気が緩んでいる様子。四つんばいでお尻を突き出させても、力が入らず、ふにゃふにゃしてます。ので、横にさせて指に愛液をつけて、アナルをすりすり。もう、攻めるのにつかれましたので、フェラしてもらいますが、ぜいぜいいって力が入らない模様。こちらも、性感があがって玉なめしてもらう時に彼女の髪の毛が亀頭に触れるたびに、行きそうになります(笑気持ちよすぎ。ならばと、特殊素股をしますが、ウォームアップは十分で、中は熱く、突くたびに大声を上げます。こちらが果てた後はお互いぐったり。後技に、おっぱい、太ももをサワサワしてると、また呼吸が荒くなってくる。かわいい子です。ここでタイムオーバー。今度、一緒に新宿へ遊びに行く約束をして、サヨナラ。やはり、攻められるより、攻めるほうが楽しいです。

2008年8月29日金曜日

青森ムーディーサロンP

青森の歓楽街の老舗「古川地区」(青森駅前近く)を探索することにしました。青森の相場が15Kから18Kなので、そのぐらいだろうと予算を設定し、徘徊しながら呼び込みのお兄さん(おじちゃん)に情報を聞きます。はじめはサロンC。入場料2Kで、その後は20Kとのこと。30分。高めなので立ち去ることに。次にサロンM。ここは入場料3Kで、そのごはいくら?と聞いても「それは、中のコとの交渉次第です」と、はっきりしないボッタのような雰囲気がしたので、パス。次に行ったのはムーディーサロンP。いかにも古そうな店だったのだが、全部込みで10Kとのこと。「若いの?」と聞くと、「まあぁ」と怪しげな返答だったのだが、まあその安さに入店することに。中は、薄いしきり(壁)でしきられた小部屋が8つぐらい有り、入口にはカーテンがある。中は薄暗く、女の子の待機室らしきところからテレビの大音量が聞こえる。飲み物は注文を聞かれず、5分ほど待っていると「こんちは~」と関西弁の女が登場。名前はマキ。見た目は30代、へたしたら後半は行ってるかも・・・という女性でした。「そうか・・・」と安さの理由が判明しつつ、お話タイム。関西出身者だけあって、話はなかなか。そこで仕入れた情報。・マキは3年前ぐらいから勤めている。昼は流れ作業の仕事。・最近ひまらしい。・80才のおじいちゃんを相手したこともある。「じゃあさっそく」と言われ、だつーいします。ゴをつけられ、フされそうになると、「いちおう服(女が)着たままですけど、ちょっとでも出してくれると、もうちょっとサービスできますよ~」と笑顔で言われる。「え?いくらぐらい?」と素朴に聞いてみると、「いえ、お客さんのご自由に」と言われたので、頭の中をぐるぐるかけめぐります。そして、決断。3K。「ありがとうございます~」と言われ、女もダツーイ。で、ゴ有りのフ開始。おしりを向けてきたので、指攻撃。声を上げていましたが、演技のような気も・・・。まあ当然ですかね。でも声出してくれるのはうれしいかな。さらに尾を近づけてきたので、ぜつぎで反撃。ろくじゅうきゅうですね。指もからめつつ。口の方はなかなかの高速でしたよ。音を立てながら。「そろそろ○○てもいい~?」と聞いてきたので、お馬さん体勢で。なかなかの腰づかい。あえなく撃沈。時間があったので2ラウンド目に突入。でも時間切れ。残念でした。でも、まさに「穴」場ですね

2008年8月9日土曜日

風俗で運だめし!

店内には、5枚の写真。その中でMちゃんが好みでしたが、他のコもまあまあ。ただ一枚、覆面をした写真があり、これが地雷の可能性あり。かなり怪しい・・・(初めてなので分かりませんが・・・)本来ならば安全策を取ってMちゃんを指名すべきなのでしょうが、自分の運を信じてフリーで入ることに。覆面に当たる確率は20パーセントってところですかね。少し混んでいたみたいで、待合室で30分程待たされた後、席に案内されました。フリーということで、どんなコがついてくれるのかドキドキものです。覆面じゃなければ良いが・・・そして、姫が登場。何とMちゃんでした!ゴマキ似で、写真よりもずっと可愛い。着ていた女子高生の制服がとても似合っていました。思わず心のなかでガッツポーズ!(笑)サービスはDキス、生フェラと、普通のピンサロと同じ。これといってテクがある、という訳ではありませんでしたが、指名料二千円得した、ということでかなり満足です。

2008年6月29日日曜日

なんでオキニ?

また同じお店を襲撃しました!3回も同じお店に通うのは滅多ないです。遅番なので前回の人がいないので迷うことなく新規開拓(笑)早い子の中で一人見付けたけど写真はちょっと微妙。裏写真はカワイイんだけど表写真がイマイチで…。しかも店員は裏面を強調させつつ「お勧め娘」でアピールしてます。この日は大雨のため急遽キャンセルが続き、「今が買いですよ!」と言われてしまい…。でも、前回も店員お勧めで当たってので今回も行ってみることにしました。しかしちょっと恐かったので今回は短い時間でお願いし、お金を払い、店員サンに「ごゆっくりお楽しみ下さい♪」と言われいざ部屋へ!この「お楽しみ下さい♪」の発言がなんか納得出来なかったけど…(笑)部屋を空けたらこれまた吃驚仰天!写真と全然違ってカワイすぎる♪「この店はレベルが高すぎるぞ!」と心の中で怒鳴りつつ部屋に入り…。少し大人しかったいけどまったく年上にも人妻にも見えませんでした。でも話しを続けるうちに会話も弾み、結婚もしていないと告白され…。また、「人気もない」と言っていましたが営業トークと思い聞き流し、プレーに入りましたがテクはいたって普通です。しかしいくらされてもイかず、この日は結局イケませんでした(涙)「来週多分また来るよ!」と言って別れ、次の週にまた来てしまう僕って…(笑)しかも今日もなぜか待ち時間はなく、すんなりと彼女に会えました。人気がないのはホントなのかな?と少し安心しましたが、風俗情報店とかに写真も載ってるんですよね。ヒネクレ者の自分は人気娘は毛嫌いしてしまいます。そんなこんなで彼女と再開し、向こうも覚えてくれて楽しくプレイしました。1回目よりも会話も滅茶苦茶弾み、彼女も指名してくれたことに嬉しがっていました。この日は長めのコースだったけどやっぱりなぜかイケません(涙)また、先日ヤフオクを楽しむためにデジカメを買ったので、せっかくだからと思い、彼女と一緒に写真も撮りました。H写真も撮りたかったけど急に恥ずかしくなてしまいやめました(笑)テクもいたって普通だし、本番も残念ながらしてくれません。しかしまた彼女を指名してしまうと思います。これがオキニパワー?

2008年6月9日月曜日

即尺。 

即尺っていうのには、なにかあこがれがありますよね。#ぼくだけかな?(^_^;)以前、東京に出向くことが会ったので、新宿で即尺をうりにしてるところにいってみたのですが、やはり、ゴム付き。。。あーあ、なんかだまされたっぽいなーとおもってました。それから、数ヶ月たった、つい最近のこと。仕事おわって、どうしてもいきたくなり、地元のヘルスにいきました。金曜日の9時過ぎということもあり、待たずに(といっても、30分待ち)指名できる子が二人いますが、どちらになさいます?ときかれた。この店は、通常指名料1000円なのだが、二人のうち一人は、1500円でした。超Hなおんなのこ、とかって書いてあったんですが、ま、物はためしと、1500円の指名料はらいました。まつこと30分。うーん顔は、ふつう。胸はちっこくて。よっぽどHなんかなーとおもってました。部屋にはいって、ベッドに腰掛けちょっとお話。その間も、おんなのこは、ぼくの愚息をさわさわさわってくる。そのうち、自分でぬぎだし、はやく、ズボンぬいでーって、いってくる。言われるまま、脱いでると。。。。いきなり、ぱくっ。えっ?えっ?えっ!?びっくりしてると、口を離して、はやくぬいでーって。はいはい、ぬぎますよ~。結局、シャワーなしで、口内発射。終わってから、シャワーあびた。はじめての経験でした。すこし、感動~。でも、指名料1500円だからなんかな?だれでも、してんのかな?とかおもうと、ちょっとあれですけどね(笑)

2008年5月28日水曜日

閉店時間まぎわのピンサロ 

同僚と飲んだ帰宅途中、お酒が入っているということもありなんだか無性にエッチな気分になってしまいピンサロに行くことにしました。しかし、時間は夜の11時をまわっており、いつも行くピンサロはすでに受付を終了していました。たまに行く2番候補のピンサロも同様に受付を終了しており、あわてながら3番候補のピンサロへ移動。ここは、まだぎりぎり受付をしており入店することができました。酔っているのでただだヌければいいと思っていることもあり、なるべく安く済ませたいため指名なしでプレイすることにしました。ちなみに、指名料は2千円。席に案内されるとすぐに女の子がやってきました。でも、推定年齢30歳は越えているので女の子と呼べるかどうか(^^;。ここはそこそこかわいい女の子がいる店なのでちょっとガッカリでした。さらに、気に入らなかったのはこの女がわたしに対してグチグチと言ったこと。例えば、「いつも、指名しないの?この時間だと指名じゃなきゃ本当は入れないのよ」「指名もしない客に遅くまで残って仕事するのって嫌でしょ」など。ちょっとむかつきましたが、ピンサロ嬢も指名をとらなければたいしたお金にならないのでしょう。花びら2回転の店なので次の女の子に期待しながら、ズボンをおろしました。キスもなくいきなり・・・。まあ、こちらも推定年齢30歳を越えている女とキスなどしたくないですが・・・。酔ってることもありなかなかイかない。すると女はまた、「早くしないと、時間なくなっちゃうから。がんばって!」などと萎えることをいってきます。手コキも入るが、女はイかせることに必死なので痛い!そんな、感じでしたがなんとか女の口の中にフィニッシュ!次の女の子がすぐにやってきました。ルックスはたいしたことないが、さっきの女に比べれば若いしかわいい。ただ、こちらもキスなしですぐにぱっくん。やっぱり手コキが入るので痛い(悲)痛いといいながらも2発目を発射することができました(^^普段は、そこそこのサービスをしてくれる店なんだけど・・・。やっぱり、閉店時間まぎわだとサービス悪くなってしまうんですかね。

2008年4月7日月曜日

札幌14・5度 5月上旬並みの陽気 円山動物園やモエレ沼公園 行楽地に人出どっと

札幌管区気象台によると、札幌の最高気温は午後一時前、一四・五度を記録。平年より五・八度高く、今年二番目の暖かさになった。
 円山動物園は昨年同期の三・二倍の四千九百二十五人が訪れ、今年一番の人出となった。家族四人で訪れた厚別区の会社員嶋田和睦(かずよし)さん(40)は「天気が良かったので、来ました。ライオンやチンパンジーの赤ちゃんがかわいくて」と、園内をゆっくりと見て回った。
 また、同園では、三月にベルギーの動物園から来たシロフクロウのつがいの命名式が行われた。
 同園の公募に二百七十四件の応募があり、雄が「大地」、雌が「空」に決まった。名付け親の豊平区の道教大岩見沢校三年花田沙智子さん(20)は「フクロウが羽ばたく空と大地をイメージした」と話し、同園からシロフクロウのぬいぐるみが贈られた。
 モエレ沼公園も散歩の市民でにぎわい、昨年より三倍多い約三千人が来園した。管理事務所の担当者は「この天気が続いてくれれば」と話していた。

2008年3月30日日曜日

函館市中央図書館 デジタル資料館第1弾「北方図」 1日からネット公開

【函館】函館市中央図書館は国内最多の収蔵量を誇る古地図「北方図」を電子データ化し、四月一日から同館ホームページ(HP)で公開する。電子化は古文書、巻物・掛け軸などに順次拡大。二〇一〇年度には、約一万六千点の「全国有数のデジタル資料館」(同館)に発展させる計画だ。
 北方図は江戸時代から明治時代にかけ、松前藩、幕府役人、探検家などが北海道、樺太、千島列島、オホーツク沿岸を描いた古地図で、国内には約千二百点が現存する。
 同館は一九〇九年(明治四十二年)に岡田健蔵・初代館長の私立函館図書館として開館以来、北方関係資料の収集に力を入れてきた。北方図は三百九十三点を所蔵し、古地図研究家の高木崇世芝さん(札幌)は「国内最多」という。
 HPでの公開第一弾は、ペリー艦隊の箱館来港を描いた「亜墨利加(あめりか)船」や探検家近藤重蔵の制作した「蝦夷地図式」など三十二点。同館HPから「デジタル資料館・函館の古地図」のサイトに入って閲覧する。印刷やダウンロードはできないものの、画面上で拡大して見ることができるため、精細な筆致や色彩の濃淡まで判読できる。
 公開する北方図は一〇年度までに百三十八点に増やす。
 同館は〇三年度、原本の劣化防止と公開拡大を目的とするデジタルアーカイブ事業に着手。本年度のデータベース構築では、公立はこだて未来大の川嶋稔夫教授(情報メディア)の研究室が協力した。
 柴山英機副館長は「年間費用は約二百万円。地元大学との連携により、本年度の新システム開発費は、民間委託の約十分の一で済んだ」と話している。

2008年3月25日火曜日

自宅での飲酒黙認で親3人書類送検 札山の手高野球部員

札山の手高の野球部員が自宅で飲酒し、日本高野連から対外試合禁止処分を受けた問題で、札幌西署は二十四日、十七歳の息子に酒を飲ませたとして、未成年者飲酒禁止法違反(親権者の不制止)の疑いで、札幌市北区の事務員の女(43)ら保護者三人を書類送検した。同署によると、同法違反で保護者が立件されるのは珍しいという。
 調べでは、女は昨年十一月五日夜、自宅で息子が部員六人と飲酒しているのを知りながら止めなかった疑い。同市西区内の建設業の男(40)と妻(39)も、同年十二月二十九日夜、自宅で息子が部員五人と飲酒していたのを止めなかった疑い。
 調べに対し、男らは「家なら迷惑がかからないと思った」などと供述しているという。

2008年3月19日水曜日

聴覚障害不正 十数人が年金「辞退」 受給者は140人

聴覚障害の身体障害者手帳問題に絡み、札幌の耳鼻咽喉(いんこう)科医(73)の診断書を基に障害年金を受給していた十数人が二月下旬以降、社会保険庁道社会保険事務局(札幌)に対し、受給資格がなくなったという「非該当届」を自ら提出していたことが、十七日分かった。十数人の年間の年金受給額は少なくとも一千万円規模とみられる。また、問題の医師が関与した障害年金受給者が全道で約百四十人に上ることも判明。過去の年金受給総額は数億円とみられ、同事務局が確認を急いでいる。
 障害年金の受給は重度障害を持つ年金加入者が対象。身障者手帳の申請とは別に、初診から一年半ほど通院後に医師の診断書を得て、社会保険庁に申請し、診査を受ける。障害年金一級の要件は両耳の聴力レベルが一〇〇デシベル以上で、最重度の聴覚障害二級の身障者手帳取得要件と同じ。年金申請の際、身障者手帳を取得していれば参考にコピーを添付するが、手帳取得が即、障害年金受給資格にはならない。
 複数の関係者によると、非該当届を出したのは空知管内在住の障害年金受給者ら。二月下旬から本格化した道の再調査などで、二級ばかりか最軽度の六級の要件も満たさないとして手帳を返還した者が大半とみられる。届け出理由を「手帳を返還し、年金の受給資格がなくなったから」などと説明し、既に受給停止措置が取られたという。
 一人当たりの年間の年金受給額は、国民年金ベースの障害基礎年金一級で九十九万百円、同二級で七十九万二千百円。また、厚生年金ベースの障害厚生年金は、障害基礎年金に加えて厚生年金加入期間の報酬分の上乗せなどがあり、百数十万-二百数十万円になる。
 人数や金額などから、非該当届の提出者が受け取っていた年金額は、年間一千万円規模とみられる。
 一方、問題の医師が関与した障害年金受給者数は、道社会保険事務局に書類が残っている二〇〇二年度以降の申請者で約百四十人。基礎年金が全体の人数の八割、厚生年金が二割という。
 同事務局はこれらに給付された年数や給付額などを精査中だが、関係者は「この医師が絡んだ障害年金の受給総額は数億円に上る」と言う。
 障害年金は国民年金法と厚生年金保険法で規定。不正に年金を受給した人に対し、社会保険庁長官が相当額を返還させることができ(時効は五年)、国民年金では三年以下の懲役または百万円以下の罰金の規定もある。

2008年3月14日金曜日

ゴール赤黒、札響初演奏も あす横浜戦、演出多彩に

十五日午後四時から札幌ドームで行われるサッカーのコンサドーレ札幌-横浜F・マリノス戦は、札幌にとって六年ぶりのJ1の地元開幕戦とあって、新たな演出が繰り広げられる。チームカラーの赤と黒で彩ったゴールネットが導入されるほか、キックオフ直前には札幌交響楽団がファンファーレを奏でる。  札幌ドームが設置した新しいゴールネットは、従来の白一色よりも編み目が細かくなっており、ボールがゴールに入ったかどうかが見やすくなる効果があるという。アウェーでの初戦は無得点だったが、中山元気選手は「ゴールを引き込んでくれそう」と期待感を示していた。  札響のファンファーレは、高橋はるみ道知事と上田文雄札幌市長によるキックインセレモニーで、トランペットやトロンボーン奏者十二人が披露。歴史的な瞬間を盛り上げる。また、今年のクラブスローガン「Progress(前進)」を記した赤と黒の応援ボードを来場者全員に配布し、スタジアム全体を赤と黒に染める。スポンサーの石屋製菓は傘の形をした特製帽子を先着二万人にプレゼントする。  このほか、三浦俊也監督のサイン入り色紙や選手のサイン入りポスターなどが当たる抽選も。コンサドーレによると、十三日現在、チケットの販売枚数は約二万枚で、まだ空席はある。

2008年3月9日日曜日

木札へ一直線 札幌で下の句かるた大会

「第五十八回全日本下の句歌留多(かるた)選手権大会」と「第五十八回全日本下の句歌留多協会大会」が八日、札幌市南区定山渓温泉のホテルで開かれ、札幌や釧路、函館など道内各地から参加した約三百人が、夜を徹して真剣勝負を繰り広げた。
 全日本下の句歌留多協会の主催。三人一組の約百チームがトップクラスのA級の選手を対象にした選手権大会と、B級向けの協会大会に分かれ、それぞれトーナメント戦で順位を競った。
 試合は午後七時にスタート。選手は大声で「よし来い」と叫んだり、床をたたいたりして気合を入れ、木札を奪い合った。
 渡島管内長万部町から参加した漁業佐藤政人さん(28)は「真剣勝負の緊迫感がたまらない」と、声を弾ませていた。

2008年3月3日月曜日

桃太郎の姿で岡山PR

果樹栽培の盛んな岡山県から、「フレッシュおかやま」の山本絵梨さん(26)と生産者らの一行が二十九日、道庁を訪れ、日本一の白桃の産地をPRした。
 桃の節句を前に、大阪など五都市で初めて行った一斉キャンペーン。桃太郎にちなんだ格好で、近藤光雄副知事に白桃ゼリーなどを贈った。
 「もぎたての桃は格別。夏はぜひ岡山へ」と山本さん。一日はロビンソン札幌などで桃の花を配る。一行が春を呼んできてくれたせいか、道内は二十九日、三月下旬並みの陽気となった。

2008年2月26日火曜日

信金職員殺人民事訴訟 「勝訴、土産に天国へ」 被害者の母が陳述 札幌地裁

一九九○年十二月、札幌市の信金職員生井宙恵(なまいみちえ)さんが刺殺された事件で、殺人容疑で指名手配されたが逮捕に至らず、時効が成立した所在不明の男(39)に、生井さんの遺族が遺失利益など一億三百万円の損害賠償を求めた訴訟の第一回口頭弁論が二十五日、札幌地裁(竹田光広裁判長)で開かれた。生井さんの母澄子さん(71)は意見陳述で、「民事で勝って、私が死ぬ時に(天国の娘に)いいお土産を持って行きたい」と訴えた。
 原告側が捜査資料のコピーなどを証拠として提出し、即日結審した。三月三十一日に判決が言い渡される。男は二○○五年十二月に殺人罪の時効が成立したが、昨年九月、生井さんの遺族が、刑事裁判に付されなかった男を、民事訴訟で有罪に認定させたいと提訴した。

2008年2月22日金曜日

東京都心の「どさんこプラザ」 丸井今井が運営復帰 「きたキッチン」評価、2年半ぶり

道は二十日、東京都心の道産品アンテナショップ「北海道どさんこプラザ」(千代田区有楽町二の一○の一)の新たな管理運営業者として百貨店の丸井今井(札幌)を選んだ。期間は新年度から四年間で、同社は二年半ぶりの運営復帰となる。
 同プラザは道が一九九九年に開設し、定期的に営業委託先を公募している。丸井今井はオープンした同年七月から二○○五年九月までの約六年間運営を受託してきたが、前回の入札では北海道電力グループの北海道フードフロンティア、JR北海道グループの北海道キヨスク、北洋銀行の三社連合に敗れていた。
 今回は丸井今井を含む三件の応募があったが、札幌の地下街で昨春から運営する道産食品セレクトショップ「きたキッチン」の運営ノウハウなどが評価された。
 丸井今井による同プラザの営業は六月からの見通しで、初年度売上高七億四千万円を見込む。
 同プラザで人気のある商品は、提携先の伊勢丹を通じ子会社の高級スーパー、クイーンズ伊勢丹(東京)での取り扱いを推進。さらに伊勢丹や丸井今井が加盟する共同仕入れグループ「ADO」の加盟百貨店に「北海道どさんこプラザ」の販売コーナー開設を働きかけ、道産品の販路拡大に協力する。
 JR札幌駅の「北海道どさんこプラザ札幌店」は北海道貿易物産振興会が運営している。

2008年2月16日土曜日

教職大学院定員下回る 道教大、2次募集へ

道教育大は十五日、高度な実践力を持つ教員養成を目的に四月に開設する教職大学院の学生の二次募集を行うと発表した。
 同大学院は「学級経営・学校経営」「生徒指導・教育相談」「授業開発」の三コース。初年度は札幌、旭川、釧路の各校で現職教員(五年以上の教職経験者)三十人、教員免許取得の学部卒業者(見込みを含む)十五人を募集したが、三日に行われた試験の合格者は、現職二十二人(出願二十四人)、学部卒十人(同十五人)で、どちらも定員を下回った。
 道教大は「まだ大学院がスタートしていないので、様子見の人もいるのでは」としている。
 文部科学省によると、教職大学院を開設する国立十五大学のうち、出願が定員を下回ったために二次募集を行うのは、十五日現在で道教育大のほかに四大学ある。
 二次募集の定員は現職八人、学部卒五人で、出願期間は二十二-二十七日。
 試験日は三月九日。
 詳細は同大入試課(電)011・778・0273へ。

2008年2月11日月曜日

理科大好き児童育成 道内22社が授業 ロケット模型打ち上げ、鉄の溶接…

理科系の人材育成は小学校から-。産業ガス製造国内大手、エア・ウォーター(大阪、本店登記・札幌)など道内の有力企業二十二社・事業所が小学校の理科授業への講師派遣に乗り出した。日ごろの事業で培った実践知識に基づいた分かりやすい授業を通して理科の面白さを知ってもらい、理科離れを食い止める狙い。授業は月に数校-十数校のペースで行われる。
 講師派遣は文部科学省が本年度から全国で行っている理科支援員等配置事業の一環で、派遣を希望する小学校の五、六年生の授業が対象。企業に対する講師派遣の要請などを北海道経済産業局が担当している。
 道経産局によると、セミナーなどの形で企業が小学生に理科知識を説明した例はあるが、理科の授業そのものに企業が講師を派遣するのは初めてという。
 講師派遣の第一弾は、道産ロケットの開発に取り組む植松電機(赤平)。昨年十二月十八日に滝川市内の小学校でロケット燃料の燃え方を教えたほか、ロケット模型の打ち上げ実験を行った。
 エア・ウォーターは、二月十二日に空知管内南幌町で、二十六日に夕張市で実施する。同社グループの主力製品である窒素、アルゴンなど産業ガスやプロパンガスなどについて、燃焼の仕組みを教えるほか、酸素アセチレンバーナーによる鉄の溶接、溶断実験も行う。
 同社広報室は「ガスは目に見えないが、鉄鋼をはじめあらゆる産業で欠かせない存在であることを分かってもらえればうれしい」と話している。
 このほか、メッキ加工の札幌エレクトロプレイティング工業(札幌)、アミノアップ化学(同)、光合金製作所(小樽)、日本甜菜製糖などが講師派遣を予定している。

2008年2月6日水曜日

札幌市中心部 落書き「タギング」やめて 清掃といたちごっこ

塗料スプレーを使ったアート風の落書きが札幌の街中で目立ち、清掃担当者を悩ませている。「印を付ける」という意味の英語で「タギング」と呼ばれ、自己表現のつもりのようだが、景観を損なう「迷惑行為」だ。タギングの被害がひどい大通公園(中央区)や狸小路商店街(同)の関係者は「面白半分でするのはやめて」と訴えている。
 大通公園三丁目の変電設備。判読できない文字が、白いスプレーで書かれている。
 「いつの間にか、まちのどこにでもある。こんなに多いと気分が悪いですね」。豊平区の主婦加藤みや子さん(72)は厳しい口調で言う。
 「タギング」は真夜中など人目の少ない時間帯に、電柱や自動販売機などに塗料スプレーで落書きをする行為。大通公園では公衆トイレの壁でも目立ち、公園管理事務所の中村義夫さん(66)は「もういたちごっこ。夏のひどいときは毎日消す作業に追われます」と話す。
 多くはアルファベットを崩したような文字で、自分の名前を表現しているとみられる。札幌在住の現代芸術家、端(はた)聡さん(47)は「誰がいつ書いているのかは分からない。中には芸術性があるものもあるが、単なる迷惑行為にすぎない」と指摘する。
 発祥は米国とされ、一九九○年代にドイツ各地で書かれた「OZ」(オッズ)というタギングが話題を呼んだが、書いた男は最終的に逮捕されたという。
 タギングは書くだけでなく、シールもある。札幌市内では「SKIN」と書かれた縦七センチ、横十五センチのシールが電柱や壁に張られている。
 特に狸小路商店街の一、二丁目では被害が深刻で、同商店街の竹内宏二理事長(67)は「シールはここ一、二年目立つようになった。落書きは器物損壊など、立派な犯罪だが、現場を押さえない限り、やめさせるのは無理」と頭を痛める。
 市内では店舗の壁をタギング用に提供する古着店などもあり、端さんは「表現したいという気持ちがあるなら、しかるべき場所でアートの能力を発揮してほしい」と話している。

2008年2月2日土曜日

道の「いってみたい商店街」表彰 札幌で記念フォーラム

道が本年度創設した「いってみたい商店街&お店 北海道表彰」の記念フォーラムが三十一日、札幌市内で開かれ、同表彰受賞企業・団体の代表者らが商店街活性化や中小小売店の魅力づくりについて意見を交わした。
 道の主催で、流通関係者ら約百人が参加。札大経営学部の千葉博正教授が基調講演した後、五人で討論した。
 商店街部門大賞の旭川みずほ通商店街振興組合の大川勝人理事長は、地元高校などと連携して子供向けイベントを開催する同商店街の取り組みを紹介し「商売の『商』は英語のショー。商店主はパフォーマンスができないと駄目」とにぎわいを演出する重要性を強調。
 個店部門大賞の熊谷商店(胆振管内白老町)の熊谷威二社長は「無料送迎バスの運行などは、すべて顧客の要望に沿ったもの。客の目線に立った商いを続けることが大事だ」と述べた。

2008年1月29日火曜日

地域型クラブで生涯スポーツを 札幌でフォーラム

住民主体の生涯スポーツの拠点である「総合型地域スポーツクラブ」について理解を深めるフォーラム(日本体育協会など主催)が二十七日、札幌市中央区の札幌国際ホールで開かれ、約百七十人が参加した。
 同クラブは、地域でスポーツを志す人たちが、さまざまな競技にレベルに応じて気軽に参加できるよう、地域住民が中心になって運営する。
 文部科学省は二○一○年までに、国内の全市町村に最低一つのクラブを設立する計画だが、道内は昨年七月現在で四十六市町村に六十三クラブができるにとどまっている。
 フォーラムでは、日本スケート連盟会長の橋本聖子参院議員による基調講演の後、パネルディスカッションが行われ、三人のパネリストが論議を深めた。
 福島大の黒須充教授(スポーツ社会学)は「文科省の取り組みは、将来の日本のスポーツ振興を占う壮大な社会実験」と述べ、スポーツキャスターの荻原次晴さんは、スキー選手として各国を転戦した経験を踏まえ、進んだ欧州事情を紹介。北広島市の町内会で総合型地域スポーツクラブを実践中の久保田智さんは、「幅広い年齢層の人たちが活動している。子供たちが健やかに育ち、住民が健康であり続ける環境づくりが目標」と力説した。

2008年1月25日金曜日

道内あす大荒れ 猛吹雪や高波に注意

急速に発達した低気圧の影響で、道内は二十四日早朝から夜にかけ、日本海側南部や太平洋側西部を中心に、猛吹雪による大荒れの天気となる見込み。札幌管区気象台は突風や高波への注意を呼び掛けている。
 同気象台によると、太平洋側で二十四日朝から二十五日いっぱい大雪となるほか、最大風速が陸上で二○メートル前後、海上で二五メートル近くに達し、波の高さも五メートル前後と大しけになる見通し。「今冬一番の大荒れになる可能性もある」(同気象台)とみて、交通機関の障害などに警戒が必要としている。

2008年1月18日金曜日

「カイギュウ」出現 大丸のフロア 太古の札幌の海に 客ら驚嘆

札幌市内のデパートに巨大生物出現-。世界最古のカイギュウ類「サッポロカイギュウ」を紹介する「札幌はむかし海だった!展」(札幌市など主催)が十六日、中央区の大丸札幌店で始まり、買い物客が行き交う一階フロアに、体長七メートルのカイギュウの全身骨格復元模型が展示された。
 サッポロカイギュウは二○○二年に札幌市南区で化石が発見された大型海生哺(ほ)乳類。突然の「出現」に訪れた人々はびっくり。厚別区の会社員小林登美子さん(52)は「こんな大きなものが、札幌で泳いでいたなんて信じられない」と札幌が海の底にあった八百二十万年前の世界に思いをはせていた。
 同店六階では、札幌で見つかったクジラの背骨の化石や、藻岩山がいつできたかなど札幌の歴史を解説するパネルも展示している。
 二十二日までの期間中、毎日午後三時から六階で、市博物館活動センターの学芸員が来場者の質問に答えるワークショップを開催する。

2008年1月13日日曜日

鶴西ウイングスなど6チームが2回戦進出 全道小学選手権

アイスホッケーの第28回全道小学生選手権(道アイスホッケー連盟、北海道新聞社主催)は12日、札幌市月寒体育館で開幕し、1回戦6試合を行い鶴西ウイングス(釧路)や泊ブルーマリーンシャークス(札幌)などが2回戦に進んだ。

2008年1月9日水曜日

北陸銀が美瑛を全国PR 四季の写真やジャガイモを展示

北陸銀行は今年一年かけて上川管内美瑛町を全国に売り込む。一月中旬の札幌を皮切りに富山や東京、大阪、名古屋など全国八カ所の同行本支店ロビーで同町の四季をとらえた写真パネル展を開催。いずれも一カ月程度の期間を予定しており、同行が特定の地域を長期間にわたってPRするのは初めてという。
 取引先の会社役員でアマチュア写真家の嘉部真喜男さん(62)=札幌市=が、美瑛を舞台とする約三千五百枚の写真を撮影していたことを知った札幌支店が、CSR(企業の社会的責任)活動としてロビー展を提案。美瑛町からも「全国でPRしてほしい」と要請され、異例の長期間の写真展開催が決まった。
 名称は「日本で最も美しい村 美瑛展」で、写真パネル約百十枚のほか、ジャガイモなどの特産物や観光ポスターなども展示する。
 観光客の増加も期待され、同支店は「道内と本州の懸け橋になれれば」と話している。

2008年1月5日土曜日

がん制圧へ夜通し歩く 「命のリレー」室蘭で 患者、支援者が8月に

がん患者と家族らが、語り合いながら競技場などで夜通し歩き続け、病気への理解や支援を訴える世界的な対がん運動「リレー・フォー・ライフ(命のリレー)」が八月、道内で初めて室蘭で開かれる。テーマは「がんに負けない『命の一歩』」。道内の患者ら約三十人の実行委が、今月から本格的な準備に乗り出す。
 計画では八月三十、三十一の両日、同市内で開催する。場所は選定中。がん患者や家族、支援者らが五人以上のチームを組んで参加。最初の一周はがん体験者全員で、以後は翌日まで参加者が無理せず交代で二十四時間歩き続け、最後の一周は参加者全員でフィナーレを飾る。
 コースの周りでは、がんを知るためのイベントやコンサートなども開き、一般の人たちにも支援を訴える。集まった寄付や収益は日本対がん協会などに贈る。
 実行委員長で伊達市の主婦金子明美さん(39)は「がんのことをもっと知ってもらいたい。患者には、『一人じゃない、仲間がいる』という勇気を与えたい」と話す。
 金子さん自身も二週間ごとに抗がん剤治療を受けており、患者と家族の会「フォーエバー」代表だ。三年前にテレビでこの運動を知り、昨年九月の東京の大会に参加。「感動し、エネルギーをいただいた。北海道でも開きたい」と、インターネット上の日記(ブログ)などですぐに呼び掛け、賛同者を募った。
 昨年十二月、札幌で開いた初の実行委には二十数人が参加した。入退院を繰り返したり子育て中の患者もいるが、「誰かのために、何かしたい」と気持ちは同じ。患者の家族や遺族、それに「患者の気持ちに近づきたい」という医療者も加わり、金子さんとともに実現を誓い合った。
 金子さんは「二人に一人はがんになると言われる。自分は大丈夫ということはない。がんに対する意識を広めるため、小さくてもいいから一回目を成功させ、道内各地で開かれるようにしたい。患者がゼロになるまで続けたい」と語った。
 実行委は、準備・運営に当たる委員や当日のボランティアを募集している。
 詳しくは、ホームページhttp://rflhokkaidou.ninja-web.net/から。

2008年1月1日火曜日

スキーの原点伝えたい オーストリアの2人今月札幌で講習会

【ウィーン31日石井群也】日本スキーの原点である「オーストリアスキー」の技術を学ぶ講習会が札幌で開講してから、今年で三十周年を迎える。開講時から講師を務め、オーストリアと北海道のスキー交流を支え続けてきたのは、還暦を超えた同国の二人のスキー教師。今月札幌で開く記念講習会を前に、二人は「北海道の若者にスキーの奥深さを伝えたい」と、本場の技術伝承への決意を新たにしている。
 二人は、元国際スキー教師連盟副会長のエリッヒ・モッシャーさん(66)と、チャールズ英皇太子のスキー講師だったカール・ハースさん(67)。
 札幌出身で、オーストリアにスポーツ情報学の研究で留学していた宝賀幸秀さん(58)が一九七三年、二人と知り合ったのが交流のきっかけ。宝賀さんはハースさんのスキー学校に入校し、日本人三人目となるオーストリア国家検定スキー教師の免許を取得した。
 帰国後の七八年、札幌で本場の技術を普及させるオーストリアスキーアカデミーを開講。恩師のモッシャーさんら同国のスキー教師を専任指導員として招き、過去十六回講習会を開いた。
 二人が伝授するオーストリアスキーは、下半身の体重移動で安全かつ合理的に滑るスタイルで、世界の主流となっている。日本では同国の軍人、テオドル・フォン・レルヒ少佐が明治末期に新潟や旭川などで指導し、広まったとされる。
 二人の教え子はすでに千人を超えた。ハースさんは「オーストリア流の指導は、どんな動作にもあいまいさを許さない。それが日本人に合っているのか、他国のスキーヤーより驚くほど上達が早い」と弟子たちを称賛する。モッシャーさんも「日本人の集中力と、スキーへのひたむきさは特別。スポーツ交流を体力が続く限りやっていく」と話している。
 記念講習会は十九、二十の両日、札幌・藻岩山スキー場で開かれる。問い合わせは宝賀さん(電)011・533・4425へ(平日午前九時-午後五時)。