2008年3月14日金曜日

ゴール赤黒、札響初演奏も あす横浜戦、演出多彩に

十五日午後四時から札幌ドームで行われるサッカーのコンサドーレ札幌-横浜F・マリノス戦は、札幌にとって六年ぶりのJ1の地元開幕戦とあって、新たな演出が繰り広げられる。チームカラーの赤と黒で彩ったゴールネットが導入されるほか、キックオフ直前には札幌交響楽団がファンファーレを奏でる。  札幌ドームが設置した新しいゴールネットは、従来の白一色よりも編み目が細かくなっており、ボールがゴールに入ったかどうかが見やすくなる効果があるという。アウェーでの初戦は無得点だったが、中山元気選手は「ゴールを引き込んでくれそう」と期待感を示していた。  札響のファンファーレは、高橋はるみ道知事と上田文雄札幌市長によるキックインセレモニーで、トランペットやトロンボーン奏者十二人が披露。歴史的な瞬間を盛り上げる。また、今年のクラブスローガン「Progress(前進)」を記した赤と黒の応援ボードを来場者全員に配布し、スタジアム全体を赤と黒に染める。スポンサーの石屋製菓は傘の形をした特製帽子を先着二万人にプレゼントする。  このほか、三浦俊也監督のサイン入り色紙や選手のサイン入りポスターなどが当たる抽選も。コンサドーレによると、十三日現在、チケットの販売枚数は約二万枚で、まだ空席はある。

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