2008年3月9日日曜日

木札へ一直線 札幌で下の句かるた大会

「第五十八回全日本下の句歌留多(かるた)選手権大会」と「第五十八回全日本下の句歌留多協会大会」が八日、札幌市南区定山渓温泉のホテルで開かれ、札幌や釧路、函館など道内各地から参加した約三百人が、夜を徹して真剣勝負を繰り広げた。
 全日本下の句歌留多協会の主催。三人一組の約百チームがトップクラスのA級の選手を対象にした選手権大会と、B級向けの協会大会に分かれ、それぞれトーナメント戦で順位を競った。
 試合は午後七時にスタート。選手は大声で「よし来い」と叫んだり、床をたたいたりして気合を入れ、木札を奪い合った。
 渡島管内長万部町から参加した漁業佐藤政人さん(28)は「真剣勝負の緊迫感がたまらない」と、声を弾ませていた。

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