2008年2月22日金曜日

東京都心の「どさんこプラザ」 丸井今井が運営復帰 「きたキッチン」評価、2年半ぶり

道は二十日、東京都心の道産品アンテナショップ「北海道どさんこプラザ」(千代田区有楽町二の一○の一)の新たな管理運営業者として百貨店の丸井今井(札幌)を選んだ。期間は新年度から四年間で、同社は二年半ぶりの運営復帰となる。
 同プラザは道が一九九九年に開設し、定期的に営業委託先を公募している。丸井今井はオープンした同年七月から二○○五年九月までの約六年間運営を受託してきたが、前回の入札では北海道電力グループの北海道フードフロンティア、JR北海道グループの北海道キヨスク、北洋銀行の三社連合に敗れていた。
 今回は丸井今井を含む三件の応募があったが、札幌の地下街で昨春から運営する道産食品セレクトショップ「きたキッチン」の運営ノウハウなどが評価された。
 丸井今井による同プラザの営業は六月からの見通しで、初年度売上高七億四千万円を見込む。
 同プラザで人気のある商品は、提携先の伊勢丹を通じ子会社の高級スーパー、クイーンズ伊勢丹(東京)での取り扱いを推進。さらに伊勢丹や丸井今井が加盟する共同仕入れグループ「ADO」の加盟百貨店に「北海道どさんこプラザ」の販売コーナー開設を働きかけ、道産品の販路拡大に協力する。
 JR札幌駅の「北海道どさんこプラザ札幌店」は北海道貿易物産振興会が運営している。

0 件のコメント: