2007年6月7日木曜日

炭鉱料理「含多湯」チャーハンに ローソンが29日販売

 【芦別】コンビニエンスストアの北海道ローソン支社(札幌)は二十九日から、かつて芦別の炭鉱マンたちに親しまれた郷土料理「含多湯(がたたん)」を乗せた「ガタタンチャーハン」を道内店舗で販売する。
 含多湯は豚骨、鶏がらスープに野菜類や豚肉のほかイカなどの魚介、団子、コンニャクなど十数種類の具を細かく切って、かたくり粉でとろみをつけた「具だくさんの中華風スープ」。古くから炭鉱で働く男たちに愛され、炭鉱閉山後も郷土の料理として受け継がれ市民に親しまれている。
 ガタタンチャーハンのスープは芦別市に工場を置くソラチ(札幌)が開発、具材はローソンの工場で製造した。
 二十五日、芦別市役所を訪れた同支社の沢田正幸支社長は「地域の食文化継承のお手伝いをしたい。道内で支持いただければ、全国展開も考えたい」と話した。試食した林政志市長は「郷土の料理が選ばれうれしい。食の炭鉱遺産としてガタタンを広めたい」と期待を寄せた。一個四百九十円。

(北海道新聞より引用)

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