2007年8月17日金曜日

ばんえい競馬補償金問題 民事調停は平行線

【旭川】旭川市など四市によるばんえい競馬が今年三月末で廃止されたのに伴い、調教師側に支払われる総額約三億五千六百万円の補償金をめぐり、一部の調教師が四市に対し、補償金の算定方法見直しを求めた民事調停の一回目が十七日午前、旭川簡裁で開かれた。両者の主張の開きは埋まらず、調停は不成立に終わった。  申し立てていたのは調教師三十八人のうちの十二人。申し立てなどによると、北海道市営競馬組合を構成していた旭川、帯広、岩見沢、北見の四市は、調教師が預かった競走馬の頭数を基準に配分することを決めているが、出走頭数に応じて算定するよう求めている。  この日の調停には四市の担当者七人と、調教師側の代理人弁護士らが出席した。調停終了後、取材に対し、調教師側の弁護士は「今後の対応は調教師と相談して決めたい」と話した。旭川市の担当者は「預かった馬を基準に配分した方が各調教師に均等に支払える。不公平とは考えていない」と、見直しに応じない理由を話した。(北海道新聞 引用)

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