2007年8月24日金曜日

ETC専用の「スマートIC」 輪厚PAに来夏にも 道内初

【北広島】開発局と北広島市は二十三日、道央自動車道・輪厚パーキングエリア(PA)に来年度、ノンストップ料金収受システム(ETC)の専用インターチェンジ(IC)「スマートIC」を設置する方針を決めた。スマートICの設置は道内初。当面は「社会実験」として運用し、採算性や安全性などを確認した後、二○○九年度内の本格稼働を目指す。  スマートICは料金の徴収員が不要で、通常のICと比べコストが少なくて済む。高速道路の利用アップや地域経済の活性化に向け、国土交通省が昨年十月から本格導入を進め、現在、全国三十一カ所で稼働している。  輪厚PAは北広島市が一○年度から造成に着手する新工業団地や、有名ゴルフ場などに近接。また、北広島ICを含めると市内のほぼ全域が道央道まで十分圏となり、市は「企業誘致への波及効果や市民の利便性向上が期待できる」と説明する。  具体的には、開発局がETC装置四基を設置。市はPAと市道広島輪厚線を結ぶ道路を建設し、早ければ来年夏から社会実験を始める。市の負担は本年度と来年度で約二億四千万円の見込み。 (北海道新聞 引用)

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