2007年8月27日月曜日

札幌兄弟殺害 母、起訴事実認める 地裁で初公判

札幌市東区のアパートで昨年十一月、男児の兄弟が殺害された事件で、殺人の罪に問われた二人の母親の無職高橋靖子被告(34)=同市東区本町二の六=の初公判が二十七日、札幌地裁(嶋原文雄裁判長)で開かれた。高橋被告は起訴事実を「間違いありません」と認め、弁護側は刑事責任能力を争う姿勢を示した。  冒頭陳述で検察側は「被告は知的障害の子供の将来を悲観し、心中しようとしたが死にきれなかった」と指摘。弁護側は「育児の悩みなどでうつ状態にあり、犯行当時は心神喪失状態だった」と主張した。  起訴状によると、高橋被告は昨年十一月二十四日、自宅アパートで長男尚也君(7つ)と二男信也ちゃん(4つ)の首をベルトと両手で絞めて殺害した。 (北海道新聞 引用)

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