2007年10月16日火曜日

死因記載めぐり食い違い 力士急死問題、県警と病院

大相撲の時津風部屋の序ノ口力士、時太山=当時(17)、本名斉藤俊さん=が6月、愛知県犬山市でけいこ後に急死した問題で、斉藤さんの死因について、搬送先の病院の医師が「急性心不全」と診断書に記載したにもかかわらず、県警犬山署の署員が「虚血性心疾患」との報告書を作成していたことが15日、分かった。  急に心停止した状態を示す「急性心不全」に対し、狭心症などを含む病名「虚血性心疾患」を記載することで、病死の意味合いが強くなるため、県警では違いが生じた経緯について内部調査している。  県警などによると、斉藤さんは6月26日午後1時15分ごろ、心肺停止状態で犬山中央病院(愛知県犬山市)に運ばれ、約1時間後に死亡。遺体を確認した医師は、致命傷になる外傷はないとして、死因を「急性心不全」と診断した。  その際、立ち会った犬山署の刑事課員が同日夜、県警捜査1課への報告で、書類には死因を「虚血性心疾患」と記載していた。(北海道新聞 引用)

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