2007年12月11日火曜日

コンサ支援 ニトリ、計3億円 「選手強化費」に1億円

サッカーJリーグ1部(J1)に来季昇格するコンサドーレ札幌を支援する家具インテリアチェーン大手ニトリ(札幌)の似鳥昭雄社長は八日、札幌市内で記者会見し、広告料を来季二億円に増額するとともに、選手強化費として一億円を寄付すると発表した。試合用ユニホームの胸部分を飾っているロゴは、石屋製菓の「白い恋人」から「ニトリ」に変更される。  ニトリ厚別店で会見した似鳥社長は「J1昇格は北海道にとって明るい話題。道民にお世話になっており、社会貢献として決めた。胸にロゴが入ることで宣伝効果も期待できる」とし、今季一千万円だった広告料を増額する理由を説明した。寄付金一億円については、J1で上位を狙うための選手強化費としての活用を北海道フットボールクラブ(HFC)の児玉芳明社長に同日申し入れ、HFCに具体策の検討を要請した。  減増資により債務超過を解消し経営健全化を目指すHFCに対する出資の可能性について、似鳥社長は「現時点では、あるかないかについて申し上げられない」と述べるにとどめた。

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