2007年9月17日月曜日

要注意外来生物のミドリガメ 洞爺湖畔で初確認

【洞爺湖】「要注意外来生物」に指定されている北アメリカ原産のミシシッピアカミミガメ(通称・ミドリガメ)一匹が、支笏洞爺国立公園内にあり、来年七月に北海道洞爺湖サミットが開かれる胆振管内洞爺湖町の洞爺湖畔で初めて発見された。  環境省道地方環境事務所の洞爺湖自然保護官事務所の職員が十三日、同町洞爺町の砂浜で捕獲した。体長二四センチの成体で、性別は不明。  同事務所によると、ミシシッピアカミミガメは三五センチ以上に成長し、どう猛。湖の貝類などを脅かす可能性がある。「要注意外来生物」は、外来生物法により飼育や持ち運びに同省の許可が必要な「特定外来生物」に次いで、「利用に注意が必要」とされている。洞爺湖では「特定外来生物」のウチダザリガニが繁殖、同省などが駆除に乗り出している。  ミシシッピアカミミガメはペットとして広く飼われ、道内では札幌近郊の河川などで発見が相次いでいる。同事務所は「カメを飼いきれず湖畔に放したのではないか。飼い主は責任を持って飼育してほしい」と呼びかけている。 (北海道新聞 引用)

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